近年、ご新規さんでパーマや縮毛矯正ををかける人が少なくなっています
スタイル提案ができていないのもあるのですが (^^;)
カラーをやるのでそっちを優先したいという方もいらっしゃいます
その中でも一番の理由は『傷むのではないか?』という理由だと思います
RINNEでも髪質改善トリートメントをしたいと来店される方が多くいらっしゃいますが
ダメージしてるのを改善したい方よりも癖を収まり良くしたい方が圧倒的に多いです
そしてそのほとんどの方がパーマや縮毛矯正で苦い経験をして
って言われます。。。
実は、、、
適切な処理をすればパーマや縮毛矯正でさほど傷みません
美容室でカット以外の施術を受けるとなると基本的には酸やアルカリなどのphの関わりが出てきます
ダメージは使用する薬剤に含まれているアルカリ性成分などによって生み出されます
※他にも原因はあります
健康な髪の毛は弱酸性でpHは5.5位です
この安定した状態を等電点といいます
カラーリングやパーマをする時は、薬剤を髪の毛の内部まで浸透させるために、アルカリ性成分を使用します
基本、薬剤の強さはアルカリ剤のpHに比例します
薬剤のパワーが強いということはよりアルカリ性となります
カラーリングで使用する薬剤はだいたいpHは11くらい。
パーマは強くても9位です
更に酸性領域でもかけられます!
アルカリという視点で見れば、カラーの方がアルカリ性が強い
でもなぜパーマの方が傷むイメージがあるのか??
パーマに関して言えばかかるともちろん髪が曲がるので艶が出にくいし
毛先に関しては同じ方向を向いてないので手触りも落ちますしそう感じるのではないでしょうか?
しかし
縮毛矯正に関しては失敗や事故が多いような印象です。。。
ビビリ毛になってしまったというパターンです
どちらにせよ形状が変わってしまってその印象を受けやすいと私は考えています
カラーはアルカリ剤のダメージはあるものの形状の変化がないのでその印象を受けにくいといった感じです
いずれにしても
アフターケア これ重要です