
marbbとは「マイクロバブルを含んだ水」がシャワーから出る装置でカラーやパーマ、シャンプーやトリートメントの前後に使用します。そうする事で髪や頭皮の汚れを取ったり、施術の効果を促進させたり、乾くのが早くなったりする最新の技術です。
同じようなものでRINNEでも以前使用してました炭酸がありますが、マイクロバブルとは似て非なるものです。
どのような違いがあるのかまとめてみました。
マイクロバブルと炭酸の違い
気泡の大きさ
マイクロバブルは、ごく小さなサイズの気泡のことを指します。ISO規格により、直径が100μmよりも小さい泡は「ファインバブル」に定義されます。ファインバブルのなかでも、サイズが1μm〜100μm未満のものはマイクロバブルと呼ばれます。
marbbのマイクロバブルは最小径0.5um (マイクロメートル)という炭酸の約1/2000のサイズの超微細な気泡です。
別のものに例えて比較すると、炭酸の気泡の直径が28階建てのビルだとするなら、marbbの気泡はピンポン球の直径ほどのサイズです。
さらにmarbbから発生するマイクロバブルにはさまざまな大きさの粒が点在しており、汚れをとる力と浸透をサポートする力の両方を備えているのが特徴です。

汚れの落とし方
炭酸は泡が弾けることで汚れを除去したり、頭皮を刺激したりするはたらきがありますが、気泡が大きいため毛髪や毛穴の小さい隙間には行き渡りません。
marbbは炭酸の2000分の1の大きさの気泡が勢いよく放たれるため、頭皮の毛穴の隙間にまで入り込むのが特徴です。
日常生活での汚れはプラスの電荷を帯びているものが多くあります。
marbbで生成する気泡はマイナスの電荷を帯びていることから、汚れを吸着し、水だけでも高い洗浄効果を発揮しそれらを取り除くことで素髪のような状態します。

高い洗浄効果がもたらす恩恵
marbbだとキューティクルや頭皮の毛穴の奥まで入り込み、普通のシャンプーでは落ちにくい皮脂汚れや粉じん、残留シャンプーも落とします。ベタつきや悪臭のもとを浮き上がらせることができます。
汚れが落ちる事で髪内部の水分バランスが整い「ごわつき、広がり、パサつき、うねり」の症状改善の手助けをしてくれます。

施術の前に使うメリット
カラーやパーマ、トリートメントなどの施術前にmarbbで髪を洗浄すると、薬剤の浸透をサポートします。
これは、マイクロバブルが髪の表面の隙間にまで入り込んで汚れを落とすことに加え、マイクロバブルの粒によって洗い上がりの髪が水分で膨潤しすぎないため、薬剤が入り込む隙間が多く発生するのも理由の一つです。
そのため、パーマのかかりがよくなったり、カラーの色もちがよくなったりといった効果が期待できます。
施術中や後にも…
施術後のシャンプーでは髪に残留するダメージの原因となる残留アルカリを取り除けます。
それらを取り除くことで素髪のような状態にする、いわば引き算の美容です。marbbで髪を洗うと、マイクロバブルが毛髪の隙間にある汚れを落とすため、キューティクルが整います。トリートメントもより浸透して効果が発揮されやすくなるため、仕上がりの手触りが大きく変わります。

さらにいい事が⁉
marbbのマイクロバブル水は、細かい気泡の粒が大量に含まれているため、髪が濡れている状態でも実は水分量が少なく、水道水のおよそ8割程度です。シャンプーが終わって、軽くタオルで拭くだけで水がぽたぽたこぼれ落ちることがなくなります。
そのため、ドライヤーの時間を短縮することができます。(最大35%カット)
水分が少ないからといって髪がぱさつきやすくなるわけではありません。ドライの後は、髪はさらさらとした感触に仕上がります。
marbbは、年齢とともに減少しがちな髪のハリやコシ、立ち上がりの弱さに悩む方からも好評です。
マイクロバブルが毛穴や髪の汚れを落すことで、髪が立ち上がりがよくなりふんわりとした印象に。
髪がペタッとしやすいなら、一度体験してみる価値ありです。
また、毛穴に詰まった汚れを除去するため、定期的な頭皮のメンテナンスとしてmarbbを選択する方も多いです。

