今回のテーマは『デザイン的なカラーにしてくれる・流行りのカラーにしてくれる』です
今までは最初の記事で書いたメリットを一つずつ説明してきましたが、内容が若干被るため今回はまとめました
この流行りやデザインのあるヘアカラーとは何か!?というのは簡単に言えば、『ひと手間加えたカラー』です
近年流行ってます、グラデーションカラーやバイカラーと言ったセクショニングカラーもそうです
工程を書くと
・シングルカラー(全体を一回塗るカラー)でセクションごとにカラー剤を塗り分ける技法
・部分的に一回ブリーチし全体を塗る、または塗り分けるダブルカラーの技法
というような感じにグラデーションカラー、バイカラーはなると思います
シングルカラーの塗り分けで作るより、工程を増やしたダブルカラーの方が色やデザインの幅は広がりますが、このように『何かしらの一工夫』を加えることにより流行りのカラーやデザイン的なヘアスタイルが作れます
それと同時に前回お話しした、似合わせもコントロールできます
流行りのカラーやデザインカラーを取り入れつつ、前回お話ししたような思考で似合わせもしていく。ということですね
他には以前お話しした『ホイルワーク』を使ってもデザインカラーは出来るんですよ
ホイルを使い『ベースのカラー+それより暗いor明るい、または両方入れる』ことにより、明度差、彩度差がある色が混じり、色の濃淡や髪の立体感が出せるため『少し人と違った色合いのカラー』にできます
他にも部分的にホイルワークをすることにより『自分のコンプッレックスと思っている所を目立たせなく』したり、逆に『自分のチャームポイントを生かして』あげれたりもします
もちろんホイルワークの際、大胆に入れてガッツリ目立たせたようなデザインカラーというのも出来ます
カットでのヘアスタイル補正をした上でのカラーです
顔が丸く見えるから締まって見えたい→顔回りにベースより暗いローライトを入れる。(顔周りに影が出来たようになり締まって見える)
男性にも有効ですが髪が少し薄くなってきたからどうにかしたい→気になる部分にローライトを入れ、髪を濃く見せしっかりある様に錯覚させる
トップに動きをつけたり、ふんわり見せたい→トップにベースより明るいハイライトを入れふんわり、動きがあるように見せる
黒い根本、白髪が伸びたのを簿かしたい、目立たなくしたい→ハイライトを入れ白髪、地毛のぱっくり伸びたのが目立たないようにする(白髪の場合は明るいのが入ることによりボケる、地毛の場合は色が2色になるためパックリ分かれずボケる原理)
リンネで言えば簡単メニューと致しまして、輪郭に合わせた似合わせデザインカラーの提案をさせて頂いています
ホイルワークの良さも、やはりデザイン+似合わせのコントロールが出来るところで
取り幅を変えることによりベースのカラーに対して、馴染ませたい(さりげなく)のか、大胆に見せたいのか(派手にしたい)をコントロール出来ます
ここで載せたのがデザインカラーの技法の全てではなく種類、工程は様々あります
バレイヤージュ、フロスティング、スライシング、ウィービィングetc…
お客様は『メッシュ=派手』とか『デザインカラー=奇抜、若者のカラー』と考えずに『デザインカラー=自分に合わせたお洒落なカラー』と捉えて頂くと良いと思います
絶対に『その方、その方に合ったデザインカラーは年齢問わずあります』
そのためにも我々美容師は巷にある女性誌、デザイン的なスタイルが載ってる専門誌を見て流行り、デザイン、似合わせを学び、講習会や技術雑誌からしっかり提案できるように技術を学んでおります
こうして生まれるのがサロンで提供させて頂いてる『流行りのカラースタイル、デザインカラー』ですね
『ほんの少しのプラスαでお悩み解決や、お洒落度をup』できますよ
デザインカラー系は幅も様々ですが、価格も様々なので、意外と気軽にチャレンジ出来るので是非とも試されて下さい